カリキュラム Feed

2009年1月 7日 (水)

給食

本園内で作るあたたかい給食が毎日あります。(イベントや半日保育時を除く)
アレルギーのあるお子様には個別メニューで対応しております。

幼稚園の給食は、単なる栄養の補給だとか、ご家庭の手間を省くためのものではありません。「同じ釜の飯を食う」とでも申しましょうか、楽しい雰囲気の中でお友達と一緒に同じ食物を食べることで、より一層仲間意識を高めてほしい、また、偏食をしないでほしいなど保育の一環として実施しています。

鼓笛

(全日本幼児教育連盟)
開園以来、多くの子供達の「心と体の融合」を鼓笛を通して行ってきました。音体教育は、子供達を感受性の豊かな子にしていきます。

石井式漢字指導

漢字指導の大きな目的は、言葉の豊富な本の好きな子を育てるところにあります。それによって、思考力や判断力が養われていきます。

英会話

ジェームス先生 ・ カリフォルニア外語学院
聴覚の柔軟性に富んでいる幼児期に本物の英語を聞き、耳で覚えて学ぶことが最良の上達法です。

絵画

高木博規(千葉美術アカデミー)
はじめて描けた「おさかな」。はじめて混ぜた絵の具。子供達の感動を共に感じることができるということは、とても素晴らしいことです。

音楽リズム

五島節子(東京芸術大学卒)
幼児期における音楽指導では子供たちと一緒に楽しく歌い、生きたメロディとリズムを肌で感じ取れるようにすることが最も大事なことです。

2008年11月25日 (火)

オープン保育について

当園の特徴の一つでありますオープン保育(週1回実施)について説明いたします。

 子供はひとりひとり、素晴らしい可能性をもっています。みのり幼稚園のお子様も、理解のある家庭、とりわけご両親の加護の中ですくすくのびのびと成長しておられます。

 子供はユニークです。ひとりひとり個性がちがいます。私達はその個性を見出して差し上げることに努力しております。

 それは一斉詰込み教育の保育ではできません。一斉画一保育は一見平等そうにみえて大変不平等だからです。子供はそれぞれ皆ちがうからです。

 小さな個性の芽を発展して伸ばすにはオープン教育でなければと考えるのです。

 ひとりひとり自らが求めて学習し遊ぼうとするお子様に対して、教師はサジェスチョンし案内し助け上げる事が本物の保育だとおもいます。あくまでも主役はお子様なのです。

 子供はアクティブです。どの子も生き生きとし活動することを喜ぶのが子供本来の姿です。机の前で椅子に座りじっと先生のお話を聞いて一見おとなしく、おりこうさんに見えても、子供の頭の中では何の活動もしていないことがよくあるものなのです。

 子供の自主性、思考力、創造力をのばす保育とは子供のバランスのある積極的活動なので毎日の通園が、たのしくてたまらないという事が、大切な条件です。

 子供の教育はトータルに考える必要があります。園でいくら先生たちが努力してオープン教育を中心に保育しても、ご両親のご理解、ご協力がなければ到底成功するものではありません。

 子供達には、園での生活と同時に、それぞれのご家庭の教育方針や環境があるはずです。それにさからって教育してもお子様を戸惑わせるばかりで、ぬかにくぎになってしまいます。ご家庭と園が一体になって協力し、ひとりひとりの子供に適応した保育こそオープン教育なのです。

 オープン教育は、これといった形式があるわけではありません。もし形式が、定まっていたら、それはオープンではないのです。ただ子供の発達段階が個々に異なるわけですから、それに適応した教育をひとりひとりに行い決して無理な詰め込みや、ひっぱる教育をしないという事なのです。

 オープン教育は、子供自らが知り、自らに働きかけて、自らを切り開いていこうとする方法を取るのです。一見まどろかしい様にも感じるでしょう。しかしお子様が長じて後立派に開花される迄、花のさかりを急がせないという事なのです。

 オープン教育は、子供たちがいつか成長し社会人になった時、各々の価値観を確立して自己決定ができる人間になる事なのです。

 世界の先進国とよばれる国々は勿論インフォーマルな教育方法をとっております。日本も子供一人一人を本当に大切にする教育をしなければならないという責任を感じて、保育に毎日取り組んでおります。どうぞ、園の教育方針にご関心をお寄せ頂きご協力、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。。