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2008年11月

2008年11月25日 (火)

オープン保育について

当園の特徴の一つでありますオープン保育(週1回実施)について説明いたします。

 子供はひとりひとり、素晴らしい可能性をもっています。みのり幼稚園のお子様も、理解のある家庭、とりわけご両親の加護の中ですくすくのびのびと成長しておられます。

 子供はユニークです。ひとりひとり個性がちがいます。私達はその個性を見出して差し上げることに努力しております。

 それは一斉詰込み教育の保育ではできません。一斉画一保育は一見平等そうにみえて大変不平等だからです。子供はそれぞれ皆ちがうからです。

 小さな個性の芽を発展して伸ばすにはオープン教育でなければと考えるのです。

 ひとりひとり自らが求めて学習し遊ぼうとするお子様に対して、教師はサジェスチョンし案内し助け上げる事が本物の保育だとおもいます。あくまでも主役はお子様なのです。

 子供はアクティブです。どの子も生き生きとし活動することを喜ぶのが子供本来の姿です。机の前で椅子に座りじっと先生のお話を聞いて一見おとなしく、おりこうさんに見えても、子供の頭の中では何の活動もしていないことがよくあるものなのです。

 子供の自主性、思考力、創造力をのばす保育とは子供のバランスのある積極的活動なので毎日の通園が、たのしくてたまらないという事が、大切な条件です。

 子供の教育はトータルに考える必要があります。園でいくら先生たちが努力してオープン教育を中心に保育しても、ご両親のご理解、ご協力がなければ到底成功するものではありません。

 子供達には、園での生活と同時に、それぞれのご家庭の教育方針や環境があるはずです。それにさからって教育してもお子様を戸惑わせるばかりで、ぬかにくぎになってしまいます。ご家庭と園が一体になって協力し、ひとりひとりの子供に適応した保育こそオープン教育なのです。

 オープン教育は、これといった形式があるわけではありません。もし形式が、定まっていたら、それはオープンではないのです。ただ子供の発達段階が個々に異なるわけですから、それに適応した教育をひとりひとりに行い決して無理な詰め込みや、ひっぱる教育をしないという事なのです。